少し前から話題になっています、米スターバックスの天然色素について
書いてみたいと思います。
この写真は。。ストロベリーフラペチーノ?
私はこういったものは、色素もそうですが、使われている糖質の
多さを考えると、腰が引けて買うことができません。
凄い量ですからね・・
コチニールとは、ずばりサボテンなどに寄生する「カイガラムシ」のことです。
その色からエンジムシとも言われます。
コチニール色素とは
染料あるいは食品添加物(天然着色料)として使用される赤色の色素である。
コチニールカイガラムシのメスの体を乾燥させ水またはエタノールで抽出して
色素としたもの。
その本質はアントラキノン誘導体のカルミン酸であることから、カルミン酸色素とも
呼ばれる。 ウィキペディア
このようにコチニール色素は乾燥させたカイガラムシから搾り取られた
天然色素となります。
コチニール色素は一応、天然色素ですから、これをよしとするのか
ご自身の判断にゆだねるところですが、問題はなぜ、自然の色を
いかした食品作りができないのか、ということにつきると私は捉えています。
コチニール以外で赤い色素というと、赤色○号といわれる合成色素がありますが、
これらは発がん性があるという研究報告がされています。
赤色104号などは欧米で許可されている国はほとんどないというのが現状です。
ストロベリーフラペチーノなら、イチゴから作ったストロベリーシロップを
使えばいいじゃないの!って話ですが・・・
消費者は色鮮やかなものを求めているから、発色剤や、このような
色素を添加しないといけない現実があります。
また発色のいいことが新鮮、またおいしいことと、子供のころから
慣れ親しんでいると、当たり前のようにおもっているのかもしれませんね。
コチニール色素については、口紅など皮膚に使い続けていることで
感作され、アレルギーなどの問題を引き起こすことが疑われています。
食品だけでなく、化粧品など直接肌につけるものは特に注意したいものです。
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