最近、香り付き柔軟剤がはやっているようですね。
今、世間では、空前のアロマブームが沸き起こっています。
アロマテラピースクールを開校している私にとっても、
香りによる環境作りが皆様に拡がっていくことは
大変うれしいことです。
その香りのブームによって、洗濯洗剤、柔軟剤にまでその流れで
たくさんの香りがつけられています。
その香りはアロマテラピーでは使われない合成香料を使った商品です。
香り成分は、鼻から気管から、肺の奥深くから、身体に吸収されます。
そして血液にのって、体中を駆け巡ります。
その成分が化学物質であれば、どんなことが起こるでしょうか?
国民生活センターが以前、柔軟仕上げ剤の香りに関する相談が急増していると
発表した会見をご存知ですか?
「柔軟剤のにおいについては、においの強さの感じ方には個人差がある。
使用量が過度にならないよう、配慮する必要性がある。」
と消費者に対し、柔軟剤の過度な使用を控えるよう呼びかけました。
アロマテラピーが嗅覚に及ぼす影響は計り知れないものがあります。
嫌な香りを嗅ぐと血中にストレスホルモンが分泌され、体調を崩したり
アレルギーに似た反応を起こす人もいます。
うちに通われる患者さんの小さなお子様の衣服から、強い香りを
発しているときがあります。
小さい時から、24時間合成香料に暴露されているということは
大変怖いことだと思います。
香りの使い方は、知識と注意が必要ですね。
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