先月京都でのnurse's office W&C STELLA主宰の勉強会に
参加してきました。
4/29にアップしたグログの続きです。
なんと、1か月近くも経ってしまいました。
性と生殖についての勉強会(1)の続きです。
前回の記事では、女性にとって(もちろん男性にも)どんな目的であっても、
栄養が大変重要な役割をはたしているということを、お話ししました。
6大栄養素の中でも、特に摂りにくいビタミン、ミネラルを、どのように意識して
摂っていくのかが、決め手になりますね。
厚生労働省が推奨する野菜の目標摂取量をご存じですか?
350g以上です。
では350gとはどれくらいの量でしょうか?
生野菜なら、両手いっぱいで約350g、湯がいてある青菜、根菜類で
片手で350gという目安になります。
内訳は緑黄色野菜120g + 淡色野菜230g、あわせて350gの摂取量が
望ましいと言われています。
そのほかにイモ類50g、豆類60g摂れると理想的です。
イモ類は350gの野菜の内訳には入らないので、野菜摂取量を増やすには、
重さのあるカボチャ、人参、ブロッコリーなどを上手に取りいれるのがコツです。
生野菜は、かさはありますが、重量がなくドレッシングやマヨネーズなどと一緒に
取ると脂質などカロリーが気になるところです。
では野菜を意識してたくさん食べるとどんないいことがあるのでしょうか?
それは、エネルギーの少ない野菜の摂取量を増やすことで、メタボリック
シンドロームや糖尿病をはじめ、生活習慣病の予防になります。
また野菜の中の食物繊維、抗酸化ビタミンががん予防にも有効です。
350gの野菜のほか、豆類、芋を摂るには、朝食抜きでは難しくなりますね。
やはりしっかり3食食べたいものです。
毎食、芋、豆、青菜!と確認するといいですね(笑)
この3種類をまんべんなく取り入れると栄養バランスが整ってくるからです。
こういうことを、突き詰めて考えていくと、
朝食抜き!なんていうことは、もってのほか!
そして、スムージだけ!とか、ファスティングといった流行にも私は
一石を投じたいと思っています。
秋からはこんな基礎の栄養講座も開講予定です。
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